[メイン] いけたらいくシャン : x5 3d6 #1 (3D6) > 11[4,1,6] > 11 #2 (3D6) > 13[4,5,4] > 13 #3 (3D6) > 7[2,1,4] > 7 #4 (3D6) > 10[6,1,3] > 10 #5 (3D6) > 14[6,4,4] > 14

[メイン] GM : 準備がよろしければ教えて下さい

[メイン] アリス : 汝に教える……

[メイン] サスケ : 教える

[メイン] GM : では…出航ですわ~!!!

[メイン] サスケ : 出航だ…!

[メイン] アリス : 出港です!!ピロリロリーン!

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : あなたたちが目覚めると、見知らぬ洋館の一室にいました。

[メイン] GM : かなり年季の入った、しかしよく清掃の行き届いた一室です。その部屋のベッドにあなたは横たわっていました。

[メイン] GM : 身を起こすと、まず壁にかかった大きな風景画が目に入りました。写真で写したかのように写実的な絵画であり、その技巧にあなたは思わず目を奪われます。

[メイン] GM : そしてその風景画の反対側の壁には扉がありました。

[メイン] サスケ : …全く、何度目か
辟易とした内心を抱えたまま立ち上がる

[メイン] : 『ようやく気がついたか……。
 無事に目を覚ましたようで何よりだ、君は運がいいな。』

[メイン] サスケ : 「お前は」
ひとまず、残りの……誰だ?
一度言いかけた口を閉じ、目を細める

[メイン] アリス : 「…………あ。」
声の主の少女は目をぱちぱちとさせる。

[メイン] アリス : 「……え、ええと……アリス、何か間違えてしまいましたか?」

[メイン] サスケ : いかんな、要領を得ない

[メイン] サスケ : まあ、問題無いか

[メイン] サスケ : 「特に何も。ここがどこか知っているか」

[メイン] サスケ : 目の前の少女に、淡々と話しかける

[メイン] アリス : 「……ん、ええと…」
少しおどおどとした様子で

[メイン] アリス : 「アリスから言えることは、どうやらアリスにとって未解放のダンジョンであるということくらいで……推奨レベルやドロップアイテムなども、一切」

[メイン] アリス : 力無く首を振る。

[メイン] サスケ : 「なるほど」

[メイン] サスケ : この場合はさっぱり理解していない、の意だ
意味こそは理解できたが、並べられた単語は羅列のようにしか感じなかった

[メイン] アリス : 「……えっと。……見たところ、あなたも冒険者の方でしょうか?」

[メイン] サスケ : 「生憎とその手には疎い」
そう答えた後、その質問に肯定するよう無言で頷く

[メイン] アリス : 「む、むむ……なるほど、理解しました。」

[メイン] サスケ : そして、ちらりと絵画に目を通し
わずかだが眼を紅く光らせて、その全容を把握する

[メイン] GM : 写真と見間違うほどに写実的な絵画です。
サスケは額縁に以下の文字が書かれていることが分かります。

[メイン] GM : 「拡大表示をすると、できることが増える」

[メイン] サスケ : 文字列に視線を落とす

[メイン] サスケ : そして、再び「なるほど」と声を出し

[メイン] アリス : その手に疎い、と言われて慎重に言葉を選ぶように逡巡しつつ。
「……。えっと、どうしましたか?」

[メイン] サスケ : 「話し難いのならば今まで通りで構わない。絵画に文字が少しあっただけだ」
と、書かれていた文字について説明して

[メイン] アリス : 「は、はい……」
ふぅ、と安堵の息をついて

[メイン] アリス : 「……拡大表示?」

[メイン] サスケ : そのまま絵画の裏手を調べようと、歩を動かす

[メイン] サスケ : 「何を指しているのかさっぱりだがな」

[メイン] GM : サスケが絵画の裏を調べると、メモ帳を見つけます。内容は以下の通りです。

[メイン] GM : 暗号の作成は以下のように行う。
①:暗号化したい数字をK2乗する。
②:①で計算した数字をK1で割り、整数の余りを求める。この余りが暗号Xである。
暗号の解読は以下のように行う。
①:提示された暗号XをD乗にする。
②:①で計算した数字をK1で割り、整数の余りを求める。この余りが暗号化される前の数字である。
K1は秘密鍵があれば簡単に素因数分解ができるが、秘密鍵の情報なしに素因数分解することは困難である。そのため、こうした単純な方法でも相当程度の暗号強度を期待することができる。
またこの方法は、暗号を作成する鍵と暗号を解読する鍵を分離することができ、かつ暗号を作成する鍵は公開可能なため、秘密鍵を持たない人間が暗号を作成することができる点も非常に重宝されている。
これが現代最も普遍的に利用され、最も優秀とされている暗号の一つ、RSA暗号である。

[メイン] サスケ : 「RSA暗号」

[メイン] アリス : 「……!」

[メイン] サスケ : 「それがなぜこんな場所に…?」

[メイン] アリス : ccb<=50 コンピューター (1D100<=50) > 62 > 失敗

[メイン] アリス : 「……なんでしょうか。それは?」

[メイン] サスケ : まさかこんなところで見られるとは思わなかった、が

[メイン] サスケ : 内容が書かれたメモ用紙を手渡す。

[メイン] アリス : ふむふむ、と頷きながらメモを解読する

[メイン] サスケ : 「要約すると素因数分解を用いた強固な暗号の事だな。こんなところにある理由がわからんが」

[メイン] アリス : 「なるほどなるほど。お詳しいんですね!……えっと…」

[メイン] サスケ : 「…?」

[メイン] アリス : 「……いえ。その、ただ……ニックネームの登録がまだだったと……」

[メイン] サスケ : 成る程。

[メイン] サスケ : …こう言った時は適当に登録番号でも名乗っておけばいい、とも思ったが
まあ、大体の人間はそうではないらしいので

[メイン] サスケ : 「うちはサスケだ」

[メイン] アリス : 「サスケ、サスケ」
復唱しながら頭に入れる。

[メイン] サスケ : 「行くぞ、この部屋に用は無い」
黒衣を翻して、扉に向かって前進し始める

[メイン] アリス : ……どうやらお気に召さない様子を察したからか、小声でぱんぱかぱーん……とパーティ加入の儀式を済ませ、

[メイン] アリス : 「あ、待ってください!」とその後を追う。

[メイン] GM : その時です。扉が控えめにコンコンとノックされます。

[メイン] アリス : 「……!」

[メイン] アリス : アリスたち以外にも、冒険者の方……でしょうか。

[メイン] 少女 : 「失礼いたします」

[メイン] 少女 : そう言って入ってきたのは、可憐な少女でした。
メイドのような格好をした、まだ10代前半の少女です。

[メイン] サスケ : 「………」
ここに来て第三者、僅かばかりに警戒しつつ

[メイン] 少女 : 彼女は入室後、無表情のままあなたの方にぺこりと頭を下げると、平坦で無機質な声でこう告げます。

[メイン] アリス : 目をぱちぱちとして、その様子を見守る。

[メイン] 少女 : 「お客様。ようこそ終わりの国へ。何もない世界へ」

[メイン] 少女 : 「私の名前はサイファ。この屋敷で働いております」

[メイン] サイファ : 「お客様は丁重に扱うよう、主様よりおおせつかっております。何かお困りごとがございましたら、なんなりと申しつけください」

[メイン] サイファ : 「短い間ではございますが、どうぞよろしくお願いいたします」

[メイン] サイファ : それだけ言うと、彼女は相変わらず能面のような無表情のまま、扉の脇で直立してあなたたちを見ています。

[メイン] アリス : 「……終わりの、国……?」
そう繰り返して。

[メイン] サスケ : 「………」

[メイン] アリス : 「……なんでしょうか。つまり、アリスたちはいきなりレベル違いのラストダンジョンにでも放り込まれてしまった……あるいは、デッドエンドにでも迷い込んでしまったと……?」

[メイン] サスケ : 「だとするなら早めに引き返したいものだな」

[メイン] アリス : (こくこく)

[メイン] サイファ : 「デッドエンド。デッドエンドとは何ですか?」

[メイン] サスケ : 「知らん。直訳すると死の終わりだが」

[メイン] サスケ : 生憎とそう言うものには疎い。
隣の少女の方が数億倍といえるほど詳しいだろう

[メイン] アリス : 「ええと……そ、そんなところでしょうか。ロードしても身動きの取れなくなった、詰みセーブのような……」

[メイン] サイファ : 「詰みセーブ。それも私は存じない言葉です。教えていただけますか?」

[メイン] アリス : 「……」

[メイン] サスケ : はぁ、と少しため息を吐いて

[メイン] サスケ : 「……折角だ、ここの案内くらいはできるだろう」

[メイン] サイファ : 「はい。それは可能です」

[メイン] サスケ : これに関しては少しばかり根深い問題だろう。
時間があった方がいい

[メイン] アリス : 処理に困ってフリーズしていた身体をはっ、と緩める。

[メイン] アリス : 「で、では……お願いします」
ぺこりと頭を下げる。

[メイン] サスケ : 一度だけ、その髪奥の瞳を細めてメイド服の少女を確認する
万が一武器などを持っていたら面倒だ、と思いつつ

[メイン] GM : サスケがサイファを見るとあることに気づくでしょう。彼女の肌が、硬質な樹脂のようなものでできていることに。髪に隠れたその綺麗な青い瞳が、ガラス玉であることに。そして一切、瞬きをしていないことに。呼吸による体の僅かな上下動もないことに。
彼女は人間に似せて作られた精巧な人形のようでした。

[メイン] サスケ : 黒い眼を鋭く細める

[メイン] サイファ : 「それでは案内をさせていただきます」
「それと、差し出がましいのですが、主様が奥の部屋におられますので、ご挨拶をされてはいかがでしょうか」

[メイン] サスケ : 人造人間、アンドロイド、ツクラレ、自動人形
呼び名は数々あるが、このような技術が完成されていたとは

[メイン] サスケ : 「構わない」
そちらは?とアリスを一瞥する

[メイン] アリス : 「あるじさま……というと、このダンジョンの主の方ですね!」

[メイン] アリス : サスケの視線に頷く。

[メイン] サイファ : 「承知いたしました。主様は最近はいつも眠っておられますが、お客様とあれば起きてくださるかも知れません」

[メイン] サイファ : そう言って、彼女は後ろ手に持っていた地図をあなたたちに渡してくれます。

[メイン] サスケ : 「最奥か」

[メイン] アリス : 「ふむふむ」
「今のアリスたちがここ……ですから、奥へ奥へと進む形ですね」
絵画の部屋を指しながら

[メイン] サイファ : コクリと頷く。

[メイン] サスケ : 「では、案内を頼もうか」

[メイン] サイファ : 「こちらになります」
扉を開き、2人に進むように促す。

[メイン] アリス : とてとて、と背中に重火器を携えてサスケについていく。

[メイン] サスケ : そして、アリスの方を再び一瞥して小さく

[メイン] サスケ : 「あの案内人を見るに、そのラストダンジョンだったか」

[メイン] アリス : 「……!」

[メイン] サスケ : 「その判断、強ち間違いでもなさそうだな」
自動人形など、そう言った場にはうってつけなのだろう?

[メイン] アリス : 嬉しそうにこくこく、と頷く。

[メイン] サスケ : などと、鼻を鳴らして
そのまま、歩を進めた────

[メイン] サスケ :  

[メイン] GM : 「古典の部屋」

[メイン] GM : 10畳ほどの洋室です。部屋に入ってまずあなたの目に飛び込んできたのは、部屋の隅にある、一体の大きな石像でした。
石像はなぜかあなたたちに背を向け、壁の方を向いて立っています。

[メイン] GM : 古代ローマ風の風体をした、精悍な男の像。彼は天に向けて3本の指を立てています。

[メイン] GM : また、入って左手にはドアがあり、ドアの近くには簡素なベッドと、小さい本棚があります。あとは家具らしきものは何もありません。

[メイン] サイファ : 入室後、サイファが口を開きます。

[メイン] サイファ : 「ここは私の部屋です」

[メイン] サイファ : 「私には睡眠も休息も不要ですので、自分の部屋など不要だったのですが、主様の意向で賜りました」

[メイン] サイファ : 「主様も一人になりたい時間があるかと思いますので、何もない時は私はこの部屋で待機しております」

[メイン] サスケ : 「気の利くやつ主だな」

[メイン] アリス : きょろきょろと興味津々で部屋を見渡す。

[メイン] アリス : 古典……ということは、サイファさんは古文書詠唱アタッカーまたはバッファーあたりなのでしょうか。

[メイン] サスケ : 精悍な男の像をちらりと見る

[メイン] GM : 古代ローマ風の風体をした、精悍な男の像。彼は天に向けて3本の指を立てています。
サスケは石像の台座に文字が彫られていることが分かります。

[メイン] GM : 「第一の鍵は以下の通り」
「ざかたかふつたか」

[メイン] サスケ : 「成る程」
さっぱり読めんな

[メイン] アリス : 「どうしましたか?」
後ろから覗き込む。

[メイン] サスケ : 「……この像、何だかわかるか?」

[メイン] アリス : 「……ふーむむ……」

[メイン] アリス : ccb<=80 芸術(ゲーム知識) (1D100<=80) > 18 > 成功

[メイン] GM : アリスは戦国ゲームの知識から、これがジュリアス・シーザーをモデルにした石像であることが分かります。

[メイン] サスケ : 「わかったか?」

[メイン] アリス : 「……!」

[メイン] アリス : 「これは確かガイウス・ユリウス・カエサル……又の名をシーザー!」
「アリス、戦記ゲームで見たことあります!」

[メイン] サスケ : 「…成る程」

[メイン] サスケ : そして、その人物由来の暗号も確か
存在していたな。

[メイン] サスケ : 「…さて、解けたか?」

[メイン] サスケ : と、相変わらず無表情のままアリスに対して

[メイン] アリス : うーん、うーんとしばらく唸ったのち

[メイン] サスケ : こう言ったものはたまには子供に考えさせた方がいいからな。
内心でこう思いつつ、アリスの様子を見る

[メイン] サスケ : 「ヒントはシーザー暗号だ」
ボソリと呟く

[メイン] アリス : 「しーざー…………!!!」
何か閃いた様子でいち、に……と指を折り。

[メイン] アリス :   ぎいしいねけせえ
> ぐうすうのこすう
  げえせえはたせえ
  ごおそおひちそお
  ざかたかふつたか
  じきちきへてちき
  ずくつくほとつく

[メイン] アリス : 「……『ぐうすうのこすう』!」

[メイン] サスケ : フッ、と少しだけ笑みを浮かべ

[メイン] アリス : ティロリロリロリン、とアリスの脳内で謎解きサウンドが流れる。

[メイン] サスケ : 「偶数の素数だ。全部3文字分ずらして読めばいいのだからな」

[メイン] アリス : ……あ。

[メイン] サスケ : 「惜しかったな」

[メイン] アリス : 少し恥ずかしそうに俯き、両手で顔を隠す。

[メイン] サスケ : 「…?どうした、顔に何か付いたか?」

[メイン] アリス : 「……! いっ、いえ!なんでもありません!」
ぶんぶん、と両手を振り。

[メイン] アリス : 「……えっと!偶数でただひとつの素数……といえば、2……ですね!」
誤魔化すように声に出す。

[メイン] サスケ : 「ああ」

[メイン] サスケ : 「と言っても、これが何の謎なのかがそもそもわからんのだが」

[メイン] サスケ : 本棚に向かいつつ言い放った

[メイン] アリス : 「あーるえすえー……でしたよね?」
「それに使うための鍵集めかも……いえ、きっとそうに違いありません!」

[メイン] GM : サスケが本棚に近寄ると、そこには暗号に関する本がいくつか置かれていることが分かります。
置いてあった分厚い本の中のあるページに、開き癖がついていることが分かります。それは『RSA暗号』という項目のページです。
ただしページは途中で破れています。

[メイン] サスケ : それを開いて読み始める

[メイン] GM : RSA暗号:素因数分解の難しさを利用した暗号の一つ。名前は考案者3名の頭文字に由来する。
素因数分解とは、33を3×11というように、素数の掛け算の形に変換することを言う。
この素因数分解は、掛け算の容易さに比しても、極めて難しいことが知られている。
例えば127×131は16637である。これは小学生でも導き出せるだろう。
一方で16637だけを与えられて、これが127と131の積であることを見つけ出すのには時間がかかるはずだ。またこれは与えられた数字が大きくなっていくほど難易度は跳ね上がっていき、十分な桁数であればスーパーコンピューターが何百年と計算しても、答えを見つけられなくなる。
この、「素数同士の掛け算をするのは簡単」だが「素因数分解するのは困難」という性質を活かした暗号が、RSA暗号である。
それでは、以下にはRSA暗号の作り方と解き方について、簡単に説明していく。

RSA暗号の作成・解読では、2つの公開鍵(K1、K2)と秘密鍵(P、Q、D)というものを使用する。公開鍵は文字通り公開される数字、秘密鍵は暗号解読者だけが知る数字である。
K1はPとQの積である。K2はP-1とQ-1の最小公倍数Rの約数ではない任意の数字である。
PとQは任意の素数である。Dはm(P-1)(Q-1)+1をK2で割った商である。ただしDは整数でなければならず、Dが整数となるように任意の整数mを設定する。
(ここで破れており、先は読めません。)

[メイン] サスケ : 「…………」

[メイン] サスケ : その本をアリスに向けて軽く放り投げる

[メイン] アリス : 「わ!」

[メイン] アリス : アリスは暗号書を手に入れた……と、ちょうどさっきのお話が。

[メイン] GM : 2人が本の内容を確認すると、サイファが話しかけてきます。

[メイン] サイファ : 「主様は暗号というものがお好きなようです」

[メイン] サイファ : 「私も主様のお好きなものを学んでみたいと思い、主様から本を借りて勉強しております」

[メイン] サイファ : 「暗号というものが何か、ご存知ですか?」

[メイン] アリス : 「はい、はい!」
無邪気に手を挙げ

[メイン] サスケ : ………。
なるほど、自動人形らしいと
心の中で思うが、一度振り払って

[メイン] アリス : 「あるときは謎解きが必要な扉、あるときは隠しパスワード……!!ゲームに欠かせないロマンのひとつです!!」

[メイン] サイファ : 「ああ、やはり外の世界ではよく知られているものなのですね」

[メイン] サイファ : 「私は実は、生まれて以来この屋敷から出たことがないのです」

[メイン] サスケ : だろうな。と思う
あまりにも知らなさすぎる、不自然なほどに

[メイン] アリス : 「……!」
……昔のアリスのような感じ……でしょうか。

[メイン] サイファ : 「初めてお会いした人間の方も主様でして、主様以外の人間と出会うのも、今日がはじめてです」

[メイン] サイファ : 「ですから、私は外の世界の話も、人間のことも、主様から聞いた話でしか知りません。もしかすると非常識なことをしてご迷惑をお掛けするかも知れませんが、ご容赦ください」

[メイン] サスケ : 「お前もそうなのか?」
今のアリスの反応を薄々察したのか

[メイン] アリス : 「あ……声に出ていましたか。……いえ!」
ぐっ、と両手を握り。

[メイン] アリス : 「過去にどんなことがあろうと、今のアリスは一人じゃないですから!」

[メイン] サスケ : 「……なるほど」

[メイン] アリス : ふふん、と得意そうに

[メイン] サスケ : 「良かったな。そのまま探索を続行だ」
ベッドの方を指差す。見に行け、の合図だ

[メイン] アリス : 「はいっ!」
とてとて、とベッドの方に走ろうとする動作の前に……サイファの方を振り返り。

[メイン] アリス : 「……アリスにとっては、サイファもパーティの一員ですから!」
「わからないことでも、迷惑なことでも、経験値を貯めていけばきっと強くなれますよ!」

[メイン] アリス : そう言い残し、どたばたとベッドのシーツをまくったりしながら探索する。

[メイン] サイファ : 「パーティ、経験値。言葉の意味はわかりませんが、ありがとうございます」

[メイン] GM : 簡素なベッドです。特に不審な点はありません。

[メイン] GM : 調べ終わるとサイファがアリスに話しかけてきます。

[メイン] サイファ : 「こちらも、主様が私にくださったものです」

[メイン] アリス : 「?」
サイファの方を向いて、首を少し傾ける。

[メイン] サイファ : 「主様は、私が人間のように振る舞うことを好まれました」

[メイン] サイファ : 「このサイファという名前も、主様が私にくださったものです」

[メイン] サイファ : 「なんでも、外の世界の言葉で『暗号』という意味だそうです」

[メイン] アリス : 「……!」

[メイン] サイファ : 「それまでは、私には名前もありませんでした。ただ奉仕する者に、固有の名前は不要でしたから」

[メイン] サイファ : 「部屋もベッドも名前も、私の本来の機能からすると不要なものです。けれど主様は、「将来のため」と言って、私にお与えになりました」

[メイン] アリス : うんうん、と頷きながらサイファの言葉を受け入れる。

[メイン] アリス : 「やっぱり、アリスと同じです。アリスも、アリスの名前や知識は今の仲間たちから教えてもらったものですから」

[メイン] アリス : ぎゅ、とサイファの手を握り。

[メイン] サイファ : 「……」

[メイン] アリス : 「だとしたら、あるじさまはきっといいあるじさまなんですね!」

[メイン] サイファ : 「はい。主様はとても良い方です」
「お客様方にも良くしてくれるはずです」

[メイン] アリス : こくこくと頷き。

[メイン] アリス : 「アリスも、早く会いたくなりました……ねっ!」
サイファの手を握ったままサスケの方を振り返る。

[メイン] サスケ : 「………」

[メイン] サスケ : 「そうだな」

[メイン] アリス : にこり、二人に笑みを向け。

[メイン] アリス : 「そうと決まれば、さっそく次のエリアに突入です!」
サイファの手を引いてドアの方へと足を進める。

[メイン] サスケ : そのまま無言で着いていく、その前に

[メイン] サスケ : 入って左手側のドアの方に少しばかり向かう

[メイン] アリス : ……え?
地図ではそちらには扉はなかったはずですが……え、まさか……!?

[メイン] GM : 豪華な装飾の施された扉です。鍵がかかっており、ビクともしません。
扉の横の壁には、小さな細長い穴が開いています。その上には小さな石板があり、そこには「四つの鍵を順に差し込め」と彫られています。

[メイン] アリス : 「気をつけてください!扉に擬態したモンスターの可能性が……!!」

[メイン] サスケ : 「その程度ならどうとでもなる」

[メイン] サスケ : 「…しかし、なるほど……」

[メイン] サスケ : 「如何にも、と言った感じだな」

[メイン] アリス : 「…………」
え……か、かっこいい……!アリスもいつか言ってみたいです……

[メイン] アリス : 「はっ……ど、どうしましたか?」
慌てて手を引いたままサスケの方に駆け寄る。

[メイン] サスケ : 「この扉については知らないか?」
サイファの方を向いて、尋ねる

[メイン] サスケ : 「開かん。それも無駄に鍵まで用意されている」

[メイン] サイファ : 「主様はその扉は外の世界へ繋がる扉だと仰っていました」

[メイン] サスケ : 「やはりか。と言うことはこの扉の先が元の世界ってことだな」

[メイン] アリス : 「うむむ……しかし、アリスたちはふたつの部屋でひとつもそれらしい鍵を手に入れていませんね」
クリア後に行けるようになったりするんでしょうか。

[メイン] サスケ : 「存外先ほど解いた謎がその鍵の一つかもしれないがな」

[メイン] サスケ : 「………一度進むとしようか」

[メイン] アリス : 「……はい!……でも、こういう意味深な要素はあとで忘れないようにしっかりメモしないとですね!」

[メイン] サスケ : 頷く。
細かいところにまで気を配るのが、こう言った状況下のセオリーだ

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 「素数の部屋」

[メイン] GM : 部屋中にところ狭しと本棚が並べられている部屋です。部屋の中央には引き出しのついた机が置いてあります。

[メイン] GM : 入室後、サイファが口を開きます。

[メイン] サイファ : 「ここは主様の書斎です」

[メイン] サイファ : 「主様はよく、ここで私に勉強を教えてくださいました」

[メイン] アリス : ふんふんと首を縦に振る。
やっぱり、いいあるじさまなんですね。

[メイン] サスケ : 「………」

[メイン] サスケ : 机の方に向かう

[メイン] GM : サスケが調べると、机の上にメモのような走り書きを見つけます。内容は以下の通りです。

[メイン] GM : 「シーザー暗号:世界最古の暗号の一つ。全ての文字をどちらかの方向に特定の文字数だけずらすというもの。古代ローマのジュリアス・シーザーが考案したとされている。
 例えば「暗号(あんごう)」は、一文字ずらすと「いあざえ」となる。」

[メイン] GM : また、裏返すと以下の文字が記されています。

[メイン] GM : 「第二の鍵は以下の通り」
「暗号:[[2]] ※この数字は暗号化済みである」
「公開鍵:K1=21、K2=5、秘密鍵:」

[メイン] サスケ : 「…………」

[メイン] サスケ : 幾つか候補は思い浮かぶ、が
確証には至らないか

[メイン] サスケ : 引き出しを開けつつ、そう思う

[メイン] GM : サスケが引き出しを開けると、数字が書かれたカードが入っています。一般的なトランプと同程度の大きさです。
書かれている数字は一見してバラバラですが、よく調べていくと、その数字は以下のようになっていることが分かります。
「2、3、5、7、11、13・・・」
すなわち書かれている数字は素数であり、また2桁の素数は全て網羅されていることが分かります。

[メイン] GM : また、その素数のカードの中に「57」のカードが紛れ込んでいることに気づきます。「57」は素数ではないことは、あなたも知っていてよいです。

[メイン] サスケ : ……?

[メイン] サスケ : カードのようなものを回収しつつ、疑問を持つ

[メイン] サスケ : 「素数のカードの群れに素数ではない57がある…か。わからんな」

[メイン] サイファ : サスケの言葉を聞くと、サイファが話しかけてきます。

[メイン] サイファ : 「あら、それは」

[メイン] サイファ : 「57は、素数ならざる素数ですね」

[メイン] サスケ : 「何か知っているのか」

[メイン] サイファ : 「主様が前にこの話をしておられました」

[メイン] サスケ : 「要領を得ないな。これは素数ではないだろう」

[メイン] サイファ : 「なんでも、ある有名な数学者の方が、素数に関する質問を受けた時に、素数の例として「57」を挙げて説明し始めたことがあったのだそうです」

[メイン] サイファ : 「それ以来、「57」は素数であるというジョークが、数学の世界で広がったのだとか」

[メイン] サイファ : 「この方、とてもすごい方だったそうなんですけど。それでも人間であれば、どんな天才でもミスをする時があるというのを、主様はよくおっしゃられてました」

[メイン] サスケ : 「……成る程」

[メイン] アリス : 「アリス、聞いたことがあります。グーなんとか素数ですね」

[メイン] サスケ : 「アンタの主人は相当にユーモアが好きと捉えられるな」
肩をすくめつつ、眼を閉じて

[メイン] サスケ : 「もう一箇所、本棚の方を調べろ。その間にオレは少し暗号を解く」

[メイン] アリス : 「はーい!」
とてとてと本棚に向かって本をいくつか引っ張り出す

[メイン] GM : 暗号と数学に関する本がたくさん置いてあります。どれも古いですが、丁寧に保管されていることが分かります。
<図書館>を振れますね

[メイン] アリス : ccb<=70 図書館(データベース) (1D100<=70) > 71 > 失敗

[メイン] アリス : 🌈

[メイン] アリス : 「わっ」

[メイン] アリス : 詰まっている本を引っ張り出そうとして、がらがらと本棚中の本に覆い被せられる。

[メイン] アリス : 「んん……これは調べることがトリガーのトラップですね……」
「……うん?」

[メイン] アリス : 偶然、目の前に被さった書籍の開かれたページが目に入り。

[メイン] サイファ : 「お怪我はございませんか?」
崩れた本を片付けながら。

[メイン] GM : アリスは本の隙間から紙の切れ端を見つけます。

[メイン] アリス : サイファにぺこりと頭を下げつつ。
……なんでしょう、これ。

[メイン] アリス : 紙切れを読んでみます!

[メイン] GM : ステガノグラフィー:電子データにおいて情報を隠す技法のこと。例として、様々な電子ファイルの余白部分を利用して、情報を埋め込む行為等を指す。
例えば画像ファイルの形式の一つであるjpegは、バイナリエディタで開くとデータは「FF D8」から始まり、「FF D9」で終わる構造となっている。そしてこのjpegという形式は「FF D9」以降の情報は基本的に参照しない。そのため、jpegは「FF D9」以降にはどれだけ情報を書き込んでも画像データとしての性質を損ねず、問題なくファイルを開くことができる。これを利用してjpegファイルの末尾に文字等の情報を埋め込むことができる。
試しに手持ちのjpegファイルをバイナリエディタで開き、ファイルの末尾に適当に半角英数字を入力してみるとよい。その状態で保存をしても、jpegファイルは画像データとして問題なく開くはずである。
(なお、埋め込まれたデータを読むだけであればメモ帳で開いても構わない)

[メイン] アリス : ccb<=50 コンピューター (1D100<=50) > 74 > 失敗

[メイン] アリス : 「……アリス、知ってます!『いんらんぷと・ふぁいる』というやつですね!」

[メイン] アリス : 本をせっせと棚に戻し、見つけた紙切れをサスケにも見せる。

[メイン] サスケ : 「………?」

[メイン] サスケ : 少しばかり今の発言に疑問を持ちつつ、そのメモを受け取る

[メイン] サスケ : 「……………」

[メイン] サスケ : 「こちらも丁度計算を終えたところだ。所で本棚が崩れた音がしたが大丈夫だったか?」
アリスに対して、僅かに心配するように

[メイン] アリス : 「……はっ。……いえ!なにもなかった……というやつです!」
少し焦るようにしながら

[メイン] アリス : 「それよりも、もう解いてしまったんですね……!すごいです!」

[メイン] サスケ : 「まあ、な」
少しばかり煩雑な計算だが、まあ

[メイン] サスケ : このくらいは慣れている
大した問題にはならん

[メイン] サスケ : 全てのカードを一応、確保だけして
踵を返し

[メイン] サスケ : 「……先に最後の部屋に向かうか?オレはそれでも一向に構わんが」

[メイン] アリス : 「……あっ、その前に……アリスからも報告が!」

[メイン] アリス : ccb<=50 コンピューター (1D100<=50) > 82 > 失敗

[メイン] アリス : 「…………うわああん!!」
走って元来た扉を出て。

[メイン] アリス : はぁ、はぁ……と、息を切らしながら最初の部屋にあった絵画と額縁を持ってきます。

[メイン] アリス : 「これを!」

[メイン] アリス : ccb<=50 コンピューター (1D100<=50) > 65 > 失敗

[メイン] アリス : 「……」

[メイン] アリス : 「こうです!!!」

[メイン] サスケ : 「落ち着け」

[メイン] アリス : 「……っ……」
ふぅ、ふぅ……と呼吸を落ち着ける。

[メイン] アリス : 「……いいですか、さっきの紙切れには電子データで画像に情報を隠す手法が示されていました。……思い当たるのは、最初の部屋のまるで写真で写したかのように写実的な絵画!」

[メイン] アリス : 「このままではただの絵画ですが……!コンピュータで画像を読み込むことで!!」

[メイン] アリス : どこからか取り出した小型コンピュータを机上に起き、電源を入れ。

[メイン] サスケ : 「………」

[メイン] アリス : ccb<=50 コンピューター (1D100<=50) > 87 > 失敗

[メイン] アリス : 「ああああああ!!!!」

[メイン] アリス : コンピュータに突っ伏す。

[メイン] サスケ : 「落ち着けと言っている」

[メイン] アリス : 「……ありがとうございます。……すみません、エンディングでもないのにちょっと涙が……」
ぐい、と顔を手でこする。

[メイン] アリス : 「……でも、アリスは諦めません!!」
エンターキーの音が書斎に響く。

[メイン] アリス : ccb<=50 コンピューター (1D100<=50) > 43 > 成功

[メイン] サスケ : 「……成る程な」

[メイン] アリス : 画像ファイルが文字列に変換されて画面に映し出される……その末尾に。

[メイン] アリス :
[daisan no kagi ha [79]]

[メイン] サスケ : 薄紫の瞳、それがちらりと髪奥から覗かせて

[メイン] アリス : 「……どうです、アリスだってやれば……」

[メイン] アリス : 息を切らしながら、探るようにサスケを見る。

[メイン] サスケ : 輪廻眼で見た時、微かな違和感を覚えていたのだが
なるほど、な

[メイン] アリス : 「…………パーティのお荷物なんかじゃない、ですよね」

[メイン] サスケ : 「そんな風に自分を卑下していたのなら、そう評価せざるを得ないが」
これまた、淡々と

[メイン] アリス : 「…………」
少し俯く。

[メイン] アリス : 「……ありがとうございます。謎も解けたことですし、サスケの言う通りこのまま先に進みましょうか」

[メイン] サスケ : 「……ただ、まあ」

[メイン] サスケ : 「よくやった、ありがとうな」

[メイン] アリス : 「…………!」

[メイン] サスケ : フッ、と表情を柔らかくして
少しばかり微笑みかけるように

[メイン] アリス : ぱあ、と涙で少し赤くなった顔を上げる。

[メイン] サスケ : 「…………」

[メイン] サスケ : まるで自分がこうしたみたいだな。
……どうにも慣れないものだ

[メイン] サスケ : 「……行くぞ」

[メイン] サスケ : 黒衣を翻し、表情は誰にも見えないように

[メイン] アリス : どう言葉を発していいのかわからないままに、ただ普段通りの笑顔を取り戻してこくこくと頷く。

[メイン] アリス : そのまま、二人して暗い髪色を黒衣に溶け込ませるようについていく。

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 「主の部屋」

[メイン] GM : 他の部屋と比べても少し豪華な装飾が施された扉です。

[メイン] GM : 入る前にサイファが話しかけてきます。

[メイン] サイファ : 「ここは私の主様のお部屋です」

[メイン] サイファ : 「主様は最近はずっと寝て過ごされております」

[メイン] サイファ : 「恐らく体調がすぐれないのだと思います。どうか中では、お静かにお願いいたします」

[メイン] サスケ : 「了解」

[メイン] アリス : その意図を汲んで、口をつぐんだまま首肯する。

[メイン] GM : 部屋の中には大きなベッドがあります。また壁際には、小さな机があります。
ベッドの上には大きな膨らみがあります。

[メイン] サイファ : 「失礼いたします、主様。お客様が主様にご挨拶をされたいということで、お連れしました」

[メイン] サイファ : サイファは無言で主様の反応を待ちますが、反応はありません。

[メイン] サイファ : しばらくの後、サイファはベッドにつかつかと近づき、掛け布団を半分ほどめくりました。

[メイン] GM : そこにあったのは、白骨死体でした。

[メイン] サイファ : 「皆様。私の主様でございます」

[メイン] サスケ : ……。

[メイン] アリス : 「…………」

[メイン] サイファ : 彼女は平然と、その白骨死体をあなたたちに紹介します。その所作はただ平然と、彼が命なき抜け殻であることに何の問題も感じていないかのように、振る舞い続けています。SANc(1/1d3)

[メイン] サスケ : ばさり、と
黒衣を広げる

[メイン] アリス : 「……!?」

[メイン] サスケ : 「見なくていい」

[メイン] サスケ : ccb<=87 (1D100<=87) > 10 > スペシャル

[メイン] アリス : ccb<=50 SAN (1D100<=50) > 73 > 失敗

[メイン] system : [ サスケ ] SAN : 87 → 86

[メイン] アリス : 1d3 (1D3) > 1

[メイン] system : [ アリス ] SAN : 50 → 49

[メイン] サイファ : しばらくすると、サイファはベッドを丁寧に元の状態に戻して、あなたたちに向き直ります。

[メイン] サイファ : 「お客様、大変申し訳ございません」

[メイン] サイファ : 「主様は今日も深く眠っていらっしゃるようです。恐縮ですが、また時間を改めていただければと思います」

[メイン] アリス : (あ…………)
声を漏らしかけるも、サスケの気遣いのおかげで踏みとどまる。

[メイン] サイファ : 「主様を起こしたくありませんので、一度外に出ます」

[メイン] サイファ : と言って、あなたたちを部屋の外に押し出してしまいます。

[メイン] サイファ : 素数の部屋に戻ると、サイファが探索者に相談を始めます。

[メイン] サイファ : 「主様は最近、元気がないのです。ベッドから出てくることもなくなりました」

[メイン] サイファ : 「……お客様。お客様は私より、人間のことにお詳しいと思います」

[メイン] サイファ : 「主様は病気なのではないかと思います。こんなに長く眠っていることなんて、昔はありませんでした」

[メイン] サスケ : 「違いない」

[メイン] サイファ : 「主様の病気について、何かご存知ありませんか?」

[メイン] アリス : 「…………」

[メイン] アリス : ちらり、とサスケの方を向く。

[メイン] サスケ : 「………」

[メイン] サスケ : 「アリス……お前が取るべき選択は」

[メイン] サスケ : 「真実を伝えるか、伝えないか。違うか?」

[メイン] アリス : 「…………でも……」

[メイン] サスケ : 「オレはお前の意見を尊重しよう。どちらであったとしてもな」

[メイン] アリス : 「……」

[メイン] サスケ : 「それともオレが決めようか?それでも構わないが」

[メイン] アリス : 「………………!」

[メイン] サスケ : ただまあ、言葉足らずなのが自分だ。

[メイン] アリス : 「……いえ!」

[メイン] サスケ : 上手く、誠意を伝えることができるとも思わん。

[メイン] アリス : 踏ん切りをつけたように、サスケを遮って……一歩前に。

[メイン] アリス : 「……サイファ。……あなたのあるじさまは……」

[メイン] サスケ : 「(上手く伝えろよ)」
などと小声で呟き、少し離れて眼を瞑る

[メイン] サイファ : 「………」
黙ってアリスの言葉の続きを待つ。

[メイン] アリス : 「……もう、ここにはいません。目を覚ますことも、ありません」

[メイン] アリス : ゲームのように、呪文で復活したりなんて……あり得ない。

[メイン] アリス : 「……これが、『死』……です。」

[メイン] サイファ : ………

[メイン] サイファ : サイファはしばらく無言になった後、こう問います。

[メイン] サイファ : 「死とは、なんですか?」

[メイン] サイファ : 「主様もその言葉はよく口にされていました。けれどついぞ、私にその意味を教えてはくれませんでした」

[メイン] サイファ : 「教えてください。それはその、「死」というもののせいなのですか? どうすれば治るのですか?」

[メイン] サイファ : 「私に差し出せるものであれば、何でも差し出します。ですのでどうか、主様を治してください」

[メイン] アリス : 「…………治らないんです……っ!!」

[メイン] アリス : 「…………」
「……治らない。アリスたちは、"終わり"を受け入れるしかないんです。」

[メイン] サイファ : 「……終わり。その言葉の意味はわかります」

[メイン] サイファ : 「そうですか」

[メイン] アリス : 「……。」

[メイン] サイファ : 「……主様は、そのような状態になられたのですね」

[メイン] サイファ : サイファはピタリと動きを止め、しばし空を見つめた後、あなたたちにぺこりと頭を下げました。

[メイン] サイファ : 「教えていただき、ありがとうございます。私はずっと、勘違いをしていました」

[メイン] アリス : 「……」
サイファの顔をじっと見つめる。

[メイン] サイファ : 「……今、とてもほっとしています」

[メイン] サイファ : 「つまり、つまりは」

[メイン] サイファ : 「主様が私の問いかけに応えてくれなくなったのも」

[メイン] サイファ : 「主様が私の髪を撫でてくれなくなったのも」

[メイン] サイファ : 「主様が私に「愛してる」と囁いてくれなくなったのも」

[メイン] サイファ : 「それは、死んでいるからで、」

[メイン] サイファ : 「私を、嫌いになったからでは、なかったのですね」

[メイン] サイファ : 彼女の表情は変わりません。ガラス玉の瞳も乾いたまま。

[メイン] アリス : 「…………」

[メイン] サイファ : 彼女は静かに、また主のいた部屋に入っていきます。
そして彼女は、白骨と化した主の前で深く頭を下げました。

[メイン] サイファ : 「ご挨拶が遅れてしまい、申し訳ございません」

[メイン] サイファ : 「……さようなら、主様」

[メイン] サイファ : そのまま彼女は、まるで時が止まってしまったかのように、ベッドの上の死体に対して礼の姿勢を取り続けました。

[メイン] サイファ : いつまでも、いつまでも。

[メイン] サイファ : そこには、涙も泣き声さえもありません。しかしそれは紛れもなく、彼女にとっての慟哭でした。

[メイン] アリス : 「…………。」
私たちはただ、その様子を後ろから眺めていることしかできませんでした。

[メイン] GM :  

[メイン] サイファ : 長い時間が経ち、彼女はふと立ち上がります。その顔は相変わらず無表情です。

[メイン] サイファ : 「ありがとうございます。お客様」

[メイン] サイファ : 「……少し、疲れました」

[メイン] サイファ : 「お客様が帰られましたら、私は少しお休みをいただこうと思います。最近は長く、ずっと長く稼働しておりましたから」

[メイン] サイファ : そう言って、彼女は再び深く深く頭を下げました。

[メイン] アリス : 「……」
それにこくん、と頷きながらも。

[メイン] アリス : 「……悲しい気持ち、辛い気持ちは……とってもよく伝わってきます。……でも……アリスはどう言えばいいのかわかりませんが、全部……自分の中で抱えてしまわなくても、いいんだと思います。」

[メイン] アリス : 「……サイファは、ただ一人のパーティじゃ……ないんですから。」

[メイン] サイファ : 「お心遣い、感謝いたします」

[メイン] アリス : 「……。」
別れを感じても、ただ寂しく微笑みかけることしかできずに。

[メイン] アリス : 物寂しさに覆われた部屋をゆっくりと見渡す。

[メイン] サスケ : ………

[メイン] サスケ : 1人、机の方に向かう

[メイン] GM : サスケが机を見ると、その上には小箱が置いてあります。小箱には鍵がかかっており、ダイヤル式で数字を入力することができるようです。

[メイン] GM : また、小箱の蓋にはこんなことが書いてありました。

[メイン] GM : 「人間は揺らぎのある存在である。ミスをする存在である。いかな天才でも不意にエラーを犯すことがある。私はそんなエピソードを持つこの数字が好きだ」

[メイン] サスケ : 「……」

[メイン] サスケ : 少し前に…確か

[メイン] サスケ : 57にダイアルを合わせる

[メイン] GM : サスケがダイヤルで「57」を入力すると、小箱は開きます。そこには便箋が2通入っています。1枚には表に「お客様へ」と書かれており、もう1枚には「サイファへ」と書かれています。

[メイン] サスケ : お客様へ、と書かれた便箋を読む

[メイン] GM : <お客様へ>

[メイン] GM : この館へようこそ。私がサイファの言う「主様」です。
まずは自己紹介ですが、私はあなたたちと同じ、この物語の外側からこの世界にやってきた者です。
私はあなたたちと同様に、ある日この館で目覚め、ここで働くという人形の少女と出会いました。

[メイン] GM : 私はこの世界から脱出すべく、少女とこの屋敷を歩き回り、暗号を解いていきました。
幸いなことに暗号は全て解くことができ、私は外へと繋がる扉に手を掛けました。
けれど脱出の間際、ふと私は思ったのです。このまま私が帰ってしまえば、この人形の少女はどうなってしまうのかと。このまま彼女は一人で、この何もない世界を生きるのかと。
私は既に高齢の身。元の世界に戻っても長い余生が続くのみです。であれば、急いでこの地を離れる必要はないのではないかと、そう思ったのでした。
そこで私は、気が済むまでは、この孤独な少女と共に過ごしてみることにしたのです。

[メイン] GM : そしてあっと言う間に、それなりの月日が経ちました。
何もない世界ですが、この世界では食事を摂らずとも問題ないようで、飢え死にの心配はありませんでした。私は彼女──サイファと名付けました──に外の世界のことを教えながら、緩やかに日々を過ごしていました。
ただ一つ計算外だったのは、私も元の世界に戻れなくなった点です。
私がここに来て数か月が経った頃、扉のカードキーが機能しなくなりました。この世界と私たちがもともと住んでいた世界は、常時繋がってはいないようなのです。次に繋がるタイミングも、いつになるか分かりませんでした。
けれど問題はありませんでした。先述の通り、私は元の世界に戻ってもやることはありませんでしたし、何よりも、サイファとここにいることに幸せを感じていたからです。
いつしか私は、作り物の彼女を、娘のように愛してしまっていました。
彼女は創作物。魂を持たぬ人形。けれど彼女との日々は、私の短い余生に彩りを与えてくれていました。

[メイン] GM : 私はサイファと、この閉じられた世界で長く過ごし、そして今、幸せな最期を迎えようとしています。
私の人生に悔いはまったくありません。けれど心配は、残される彼女のこと。
彼女は今後、この世界で一人で 、いったい幾年の日々を生き続けるのか。それを思うととても悲しくなります。
それは人間の考え方なのかも知れません。人ならぬ彼女は、永遠の時を孤独に過ごすことに抵抗を感じないのかも知れません。けれど私は、私なりの思いから、彼女を孤独から連れ出したいのです。私がそうしてやりたいのです。
彼女は他者に幸せを与え、他者から幸せを受け取ることができる存在です。そんな彼女を、人の輪の中に送り出したい。それが私の最期の願いです。
いつか訪れる、名も知らぬ探索者の皆さん。私と同じ、高次の世界からやってきた皆さん。あなたたちがやってきたということは、あなたたちの世界とこの世界に、また繋がりが生まれたということでしょう。このチャンスにどうか、彼女を人の社会へと導いてあげてください。

[メイン] GM : ・・・けれど最後に一つだけ。
私は彼女にどうしても幸せになって欲しいのです。だからこそ、彼女を託す人間には、それなりの人間であって欲しいと思います。
ですので、私はこの屋敷からの脱出方法をあえて教えません。どうか全ての暗号を自力で解き明かしてください。
シーザー暗号、RSA暗号、ステガノグラフィー。そして最後は全ての知恵を結集し、隠された鍵を見つけ出してください。健闘を祈ります。

[メイン] サスケ : …………。
無言のまま、アリスの元まで近寄り

[メイン] サスケ : 「持っていろ」

[メイン] アリス : 「!」

[メイン] アリス : はっ……と、声をかけられて初めて気付いたかのように

[メイン] サスケ : と、2つの便箋を渡して

[メイン] サスケ : 「お前が思ったようにしろ」

[メイン] アリス : 「……」

[メイン] サスケ : それだけを言って、壁にもたれて眼を瞑った

[メイン] アリス : …………。
一先ず、自分たちへと宛てられているらしい便箋を開いて。

[メイン] アリス : 「…………。」

[メイン] アリス : 「……サイファ。あなたに向けられたメールです」

[メイン] サイファ : 「メール。メールとは何でしょうか?」

[メイン] アリス : 「……ええと。そうですね……」
サスケならば、もう少しうまく説明してくれたのかもしれないが。

[メイン] アリス : 「…………。とにかく、読んでください。」

[メイン] サイファ : 「わかりました」

[メイン] サイファ : アリスから手紙を受け取り、口に出しながら読む。

[メイン] サイファ : 「<サイファへ>」

[メイン] サイファ : 「この手紙は、あなたが信頼できると思った人間にだけ見せなさい。あなたをこの館から解き放つための鍵です。」

[メイン] サイファ : 「『最後の鍵は、んとそねとおな』」

[メイン] アリス : 「……!」

[メイン] サイファ : 「屋敷の外には、あなたの知らない様々な世界が待っています。
どうか、一歩前に踏み出す勇気を!」

[メイン] サイファ : 「………」

[メイン] サイファ : 「主様が、これを私に…」

[メイン] サイファ : 静かに手紙を抱きしめる。

[メイン] サスケ : 「最後の鍵は『あなたの中にある』、か」

[メイン] サスケ : 「先ほどの絵画と同じような手口で調べてみたらどうだ」

[メイン] アリス : 「……」

[メイン] アリス : コンピュータを取り出し。

[メイン] アリス : ccb<=50 コンピューター (1D100<=50) > 52 > 失敗

[メイン] アリス : 最後の鍵に向けて。

[メイン] アリス : ccb<=50 コンピューター (1D100<=50) > 30 > 成功

[メイン] アリス : ÿ�ãÃü ö“[O±ù:½ú3ëÞý׺÷¿uî½ïÝ{­·ÿ�á*™y«~vís%àÅüˆØÛŠ8¯ú&Ý=W‹¦žK}�”m´üéÿ�aýä~¬'ú'ü=.´ø_íëkÿ�dÝ*ëÞý׺>J÷*||èîÁîIqÔÙh¶&6ƒ'.:®©èઊ«7‹ÅJSHñº¦@²zN§�}»Äž$Šž½i›J“Ðçîo¯{÷^ëÞý׺÷¿uî½ïÝ{ªäþl3é~|ïù¥¬ŽŸÿ�ÿ�Gý5HX
Œoo䛳>Ñd¦©§žL²M™–)B¤ÔØÉSPf[©´‡Ç¸Ž:vÖ§ìê§T•ô#7Ÿ_5m¡‡©Â`i)²ÉW˜ªiò™êéŸË=vw)+Öåj§šìfw«™€bI*£Ø¼��‡E])½ï¯uißÈ9Q‚þv©b‘£‡züùµª”,éŽÚÑï£oõZ&Ûá€ÿ� û÷^ëé%ïÝ{¯{÷^ëÞý׺÷¿uî½ïÝ{¯{÷^ëÿÙ[saigo no kagi ha [[10]]]

────エンターキーの音が、響く。

[メイン] サスケ : ………

[メイン] サスケ : 「最後の鍵がわかったか?」

[メイン] アリス : こくん。

[メイン] サスケ : 「その答えは?」

[メイン] アリス : ……くるん、と回転させたパソコンの画面を返事に代える。

[メイン] アリス : [saigo no kagi ha [[10]]]

[メイン] サスケ : 「………」

[メイン] サスケ : ……ああ、やはり

[メイン] サスケ :  

[メイン] サスケ : 「違うな」

[メイン] サスケ :  

[メイン] アリス : 「……えっ?」

[メイン] サスケ : 「まだまだ詰めが甘い」

[メイン] アリス : 素っ頓狂な声が漏れる。

[メイン] サスケ : 「素数には」

[メイン] サスケ : 「10は含まれてはいないだろう?」

[メイン] アリス : 「…………!?」

[メイン] サスケ : 「直接的な答えではないだけだ」

[メイン] サスケ : だから、そうだな

[メイン] サスケ : 全ての知恵を結集させたとするのなら

[メイン] サスケ : 全ての知恵を結集させなければ解けない、と言うのであれば

[メイン] サスケ : その答えは、まあ

[メイン] サスケ : 「19だ」

[メイン] アリス : ……ぽかん、と思わず口を開いて。

[メイン] アリス : 「どっ……どういうことですか!?!!?」

[メイン] サスケ : 「RSA暗号だ」

[メイン] アリス : 「あーるえすえー……!」

[メイン] サスケ : 「ああ」

[メイン] サスケ : 「これで全ての鍵は揃えた」

[メイン] サスケ : 「後は、コイツを連れて出るか出ないか。最終的な判断は」

[メイン] サスケ : サイファの方を向いて

[メイン] サスケ : 「コイツに委ねるがな」

[メイン] アリス : 「……」

[メイン] アリス : 「…………ずるいです!」

[メイン] アリス : たんたん、と地面を蹴って。

[メイン] アリス : 「……確かにサスケは、そういうのを伝えるのが得意ではないかもしれませんが……不得意だからって避けてると、経験値になりません!」

[メイン] アリス : 「……それに」

[メイン] サスケ : 「…………」
少しばかり驚いた。まさかそう返すとは。

[メイン] アリス : 「……アリスは、さっきの部屋で褒めてもらえて、嬉しかったです。」
「……それはきっと、褒めてもらえたってことだけじゃなくて……サスケと対等な仲間でいられて、嬉しかったってことだと思いますから。」

[メイン] アリス : 「……だからアリスは、サスケの気持ちも聞きたいです。」

[メイン] アリス : そう締めくくって、サスケをマジマジと見つめる。

[メイン] サスケ : それをよりによってオレに委ねるのか。
あまりそう言った事を口にするのは苦手、と言うよりかは
そもそもしないくらいには歳は取ったのだが

[メイン] サスケ : 「………変な所で我の強いやつだ」
呆れるように呟いて

[メイン] サスケ : 「サイファが自我を持っているのならば……外に連れ出してやれ」

[メイン] サスケ : 「以上だ」

[メイン] アリス : 「合点ですっ!」

[メイン] サスケ : 何年も何年も一人、というのは

[メイン] サスケ : 少しばかり摩耗するものだ
機械であったとしても、な

[メイン] サスケ : そして、サイファの方を一瞥して

[メイン] サスケ : 「コイツの言うことに従ってやれ。書いてあったメッセージのようにな」

[メイン] アリス : サスケの横に並んで、サイファの返事を待つ。

[メイン] サイファ : ガラスの瞳に手に持つ手紙の内容を映す。

[メイン] サイファ : 「『一歩前に踏み出す勇気を!』」

[メイン] サイファ : 「………」

[メイン] サイファ : 「主様は、私が人間のように振る舞うことを好まれました」

[メイン] サイファ : 「外の世界のこともたくさん教えて下さいました」

[メイン] サイファ : 「…全ては、この時のためだったのですね」

[メイン] サイファ : サスケとアリス、2人を交互に見て

[メイン] サイファ : 「…連れて行って下さい。外の世界へ」

[メイン] サイファ : 「私はサイファ。主様に仕える者」

[メイン] サイファ : 「主様がそう望まれるのなら、一歩前に踏み出してみせます」

[メイン] アリス : にこり。
──無垢な笑顔でそれに応えて。

[メイン] アリス : アリスにとっては、一緒にいてこそ……の、仲間ですから。
右の手で、サイファの手を握り。

[メイン] アリス : ……忘れないように、左の手でサスケの手をとって。
引っ張るように、出口の部屋に向かって走り出す。

[メイン] サスケ : 「………」

[メイン] サスケ : どこか懐かしいものだと思ったが

[メイン] サスケ : 今は、ここから出てからでも構わないだろう?

[メイン] サスケ :  

[メイン] サスケ :  

[メイン] GM : 扉の前に着きました

[メイン] サスケ : 扉に
2.11.79.19と、机の引き出しに置いてあったカードを差し込む

[メイン] サスケ : 「…さて」

[メイン] サスケ : ここで自分の役割は終わりだ

[メイン] サスケ : 「そいつの事は任せたぞ」

[メイン] アリス : 「!」

[メイン] サスケ : この場合は、2人同時に対してだ。

[メイン] サスケ : 少しばかり抜けがあるやつと
社会常識が未だに揃っていないやつだからな

[メイン] アリス : ……むぅ、と頬を膨らませながらも。

[メイン] アリス : "あるじさま"のことを思い返し。
本当はもっと一緒にいたかった……なんて言葉を飲み込み。

[メイン] アリス : 「……離脱したままデッドエンドなんて、許さないですからね!」

[メイン] サイファ : 「デッドエンド。このような状況で使う言葉なのですね」

[メイン] サスケ : 「フン……」

[メイン] アリス : 「……ふふっ、はい!……この世界にはまだまだサイファの知らない……アリスですら見たこともない謎や冒険が、いっぱいですから!」

[メイン] サスケ : 「安心しろ」

[メイン] サスケ : 「最後には戻る」

[メイン] サイファ : 「それは、とても楽しみです」
ガラスの瞳がキラリと輝く。

[メイン] アリス : 二人の仲間に対し。
信頼と期待の笑みを送り返して。

[メイン] アリス : いざ──扉の先に待つ、光よ。

[メイン] アリス :

[メイン] GM : カードキーに、「2」「11」「79」「19」を差し込むと、扉から光が溢れ出します。そして、どこからか声が響きました。それは優しい男性の声でした。

[メイン] GM : ……サイファへ。
この世で最も難しい暗号というのを、考えたことがありますか。

[メイン] GM : 暗号というのは、見えている情報の中に見えない情報を埋め込んだものです。誰もが同じ情報を見ていても、鍵を知っている人間には別の情報が見えてくる。それが暗号です。
ですから、ある人にしか伝わらない意味を込めた言葉というのは、全て暗号と言えるはずです。

[メイン] GM : 「愛してる」という言葉があったとします。その言葉の情報は誰にでも読み取れますが、例えばこれがある人から、その最愛の恋人にあてられた言葉であるならば。
この言葉を受け止めた恋人は、その言葉の中に込められた、言語化することさえできない何千何万の情報を、意味を、思いを、体感することができるでしょう。

[メイン] GM : 人間と人間の関係性、積み重ねた歴史。そうした中で構成された鍵をもってしか紐解けない情報。それこそが私は、この世で最も難しい暗号だと思うのです。

[メイン] GM : サイファ。あなたに、最後の暗号を送ります。私がこの言葉に込めたものは全て、きっとあなたに、あなただけに伝わることでしょう。

[メイン] GM : 「今までありがとう、サイファ」

[メイン] GM : あなたの栄えある巣立ちを、心より祝福します。

[メイン] GM : そしてあなたたちの視界は真っ白になりました。

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 気づけばあなたたちは自分の家に戻ってきています。

[メイン] GM : そしてあなたたちの手元には何かの住所を示した紙が握らされていました。

[メイン] GM : その住所の場所にいくと、そこには古びた洋館がありました。

[メイン] サイファ : 入口には、極めて精巧な少女の人形が立っています。

[メイン] サイファ : 彼女は、視界に入ったあなたたちに対して、深々とお辞儀をしました。

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : シャンクトゥルフ
「終わりの国のサイファ」

[メイン] GM : エンドA ベストエンド

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 宴ですわ~!!!

[メイン] サスケ : 宴だな!!

[メイン] アリス : 宴だあ〜〜〜〜〜〜!!!!(シャンシャンシャンシャンデーデレッデレデッデレレレ)

[メイン] アリス : はい!
アリス、とってもとっても楽しかったです!

[メイン] サスケ : ああ

[メイン] サスケ : オレも滅茶苦茶楽しめた

[メイン] GM : 謎解きながらRPもできていて素晴らしかったですね

[メイン] アリス : アリスもちょっとは自信あったのにサスケの頭の回転が早すぎる……!!
さすがです……!!

[メイン] サスケ : 絵画のやつ気付いたりとかあったから普通に度肝抜かされたんだよね

[メイン] GM : あの辺は手紙の裏のヒントで気づくのが正規ルートですからね

[メイン] GM : 手紙の裏見ませんでしたけど

[メイン] アリス : な、なるほど……?

[メイン] GM : https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17063462
制作者様のシナリオになります

[メイン] アリス : うわ!ありがとうございます!

[メイン] サスケ : うわあり!
見るか…♠︎

[メイン] メカクレ : 参加したことあるか知らないけどあたしと同じ制作者様のシナリオだ

[メイン] アリス : アリスも見てきます!
RPも謎解きもいっぱいできて濃厚濃厚濃厚でした!

[メイン] アリス : あ……!殺人事件の!

[メイン] メカクレ : いえすいえす

[メイン] メカクレ : 文章量が長ったらしいけどシナリオは好きです

[メイン] サスケ : しらねえな…

[メイン] メカクレ : それじゃ今度またやろうかな

[メイン] サスケ : !!

[メイン] サスケ : まあストックしてるシナリオがあるならそちらから優先でいいのよ

[メイン] メカクレ : 謎解きは難しいのが1つあるくらいであとは簡単なのが数個かな

[メイン] サスケ : 最後の手紙あーこれか〜〜

[メイン] サスケ : ガバったな〜

[メイン] メカクレ : あたしが出てくるシナリオはPLによっては時間がかかるからそうだね、考えとくよ

[メイン] アリス : 読んできました!
アリスはそっちもいっぱい楽しめたのでおすすめです! >メカクレ邸

[メイン] サスケ : アリスが滅茶苦茶光り輝いたような感じでRPしててオレは…ビックリした

[メイン] GM : この制作者様のシナリオはもう1つありますけどギミックのせいでかなり改変加えないと難しいので保留中です

[メイン] サスケ : 推理だからそんなする必要ないかなとか調子乗った矢先にこれだからな…

[メイン] サスケ : 成る程な…

[メイン] アリス : 参加久々でしたからちょっと頑張っちゃいましたね……えへへ……

[メイン] アリス : たのしそうです!
……あ、でもGMにお任せしますね!

[メイン] GM : ちょっと探索箇所が広いので、やるとしたら8時間超え覚悟ですね

[メイン] アリス : ……ん?
見た感じ画像の仕込みまでGMがされてたんですね……!?

[メイン] アリス : わ、わかりました……!

[メイン] サスケ : 土日にやるシナリオきたな

[メイン] GM : はい
面倒でしたけど楽しかったです

[メイン] GM : 一回サイファに仕込んだのにDLしたら末尾がおかしくなってて???ってなりましたけどちゃんと出来て良かったですね

[メイン] アリス : アリスはちょっとここしばらくは土日は忙しくなりそうですが……
隙を見ていっぱい参加しますね!

[メイン] GM : 一応月曜火曜に分割で立てる予定ではあります
そっちは探索ですが

[メイン] サスケ : 時間があれば赴かせてもらおうか

[メイン] アリス : いっぱい手が込んでてすごいです……!
CoCでこんな謎解き初めてでしたし!

[メイン] GM : そのときはよろしくお願いします

[メイン] アリス : わかりました!アリスも時間があればぜひ!

[メイン] GM : 私もメタフィクションは初めてでしたね

[メイン] GM : わかりました

[メイン] サスケ : 今回の形式は初めてだったな

[メイン] GM : ココフォリアで且つPCでやること推奨の限定的なシナリオでしたね

[メイン] アリス : アリスはこう……王道ストーリーかつ意外な展開にドキドキするので!
お話はしっかりしてながら意外さもあって二度美味しかったですね!

[メイン] GM : 謎解きはシナリオと関係ないものが多いですからね

[メイン] アリス : (こくこく)

[メイン] サスケ : ああ

[メイン] GM : 私もこういうコンセプトがしっかりしたものの方が好きですね

[メイン] アリス : ふむふむ……

[メイン] GM : そういえば、私は普段はNPCはPNG画像、絵画などはカットインでお出しするので違和感結構ありました?

[メイン] アリス : ああー、言われてみれば……!
でも絵画はともかく拡張子まで確認しないですよ!
善意で透過pngで切り抜いてくれる人がいたら困りそうです……

[メイン] GM : 妖怪のせいで謎が…死んだ!

[メイン] アリス : あと絵画はこう、後々の謎解きのために残してくれてるんだと思ってました!
実際そうでもあったんですが!

[メイン] GM : あの絵画は適当なやつなので見ただけだと意味分かりませんよね

[メイン] サスケ : あの絵画にも意味あるとか頭おかしくなれそう

[メイン] アリス : 拡大表示がどうたら書いてあったので一生懸命画像拡大してにらめっこしてたのはアリスです

[メイン] GM : 私が遊び心で絵画をシャンクスの画像にしないで正解でしたね

[メイン] アリス : 頭おかしくなるところでした

[メイン] サスケ : ダメだった

[メイン] GM : 起きたらシャンクスの絵画が見つめているとかSANcですよ

[メイン] GM : ともあれ、早めに終わりましたし、明日もなにか立つと思いますから質問とかなければ解散しましょうか

[メイン] サスケ : わかった

[メイン] アリス : わかりました!

[メイン] サスケ : オレからは特にないな
かなり練られた謎とかだったから頭もくたくただ

[メイン] アリス : サスケはがんばってましたもんね!
アリスからも……はい!大丈夫です!

[メイン] アリス : ……あっ!よく考えたらサイファも片目隠れなんですね!

[メイン] GM : 謎解きしながらRPすると脳が死にますよ

[メイン] サイファ : はい。この制作者メカクレ好きですからね

[メイン] サスケ : フッ…なるほどな

[メイン] アリス : かわいかったです!

[メイン] サスケ : そろそろいい時間だし寝るか

[メイン] サスケ : ああ、良かったぞ!

[メイン] サスケ : もちろんアリスも可愛らしかったので良かったと思いました

[メイン] サイファ : 自前でRPすると崩壊の恐れがあったので、ほとんどシナリオ本文のセリフでしたが嬉しいですね

[メイン] アリス : アリスもそろそろおやすみしますね!
夜更かしゲームはダメって先生に怒られちゃいますから!

[メイン] サイファ : はい。サスケはクールで、アリスはかわいかったです

[メイン] アリス : う…うわ!ありがとうございます……!!

[メイン] サスケ : フン…(うわあり!)

[メイン] アリス : はいっ!サスケのRPがとってもよかったのでアリスも積極的に絡んじゃいました!
もちろん独白もかっこよかったです!

[メイン] サスケ : アリスもサイファも良かった、それこそ最後の方にオレを前に引き出したりな

[メイン] サスケ : ではここで失せる
GM PL共にお疲れシャンだ
またな〜〜〜!!

[メイン] アリス : アリスは ぼうけんのしょ1に きろくした!
みなさん最後までお疲れシャンでした!!
またね〜〜〜!!!!(ピロリン)

[メイン] GM : 2人とも参加ありがとうございました!
お疲れ様です。またね~!!!